こんにちは、KEIEI PARTNERSです。
2024年に大きな注目を集めた「子育てエコホーム支援事業」ですが、2025年には補助金額が縮小し、新たに「GX志向型住宅」が登場します。
今回は、補助金の金額や対象に大きな変更点がありますので、今年の「子育てエコホーム支援事業」との違いを解説しながら、今回の制度について解説します。
ここからは制度説明が長くなってしまいますので、結論だけ知りたい方は最後にまとめる要点だけをご覧くださいを
2025年は新たに「子育てグリーン住宅支援事業」が開始され、これに伴い「GX志向型住宅」という新しい住宅区分が設けられました。
この制度では、全ての世帯が対象となり、GX志向型住宅を新築する場合、1戸あたり最大160万円の補助金が支給されます。
一方、2024年に実施された「子育てエコホーム支援事業」では、ZEH水準住宅に対して1戸あたり80万円の補助金が支給されていましたが、2025年の「子育てグリーン住宅支援事業」では、同じZEH水準住宅への補助金が1戸あたり40万円と、半額に減額されています。
つまり、GX志向型住宅の補助金額は、ZEH水準住宅の補助金額（40万円）の4倍に相当します。このことから、GX志向型住宅は高い省エネ性能を持つ住宅として、国から手厚い支援を受けることができるといえます。
GX志向型住宅の主な要件は以下の通りです
① 断熱等性能等級6以上：高い断熱性能を持つこと。
② 再生可能エネルギーを除いた一次エネルギー消費量の削減率35%以上：省エネ性能が高いこと。
③ 再生可能エネルギーを含む一次エネルギー消費量の削減率100%以上：太陽光発電などの再生可能エネルギーを活用し、エネルギー収支がゼロ以上であること。
これらの要件を満たすことで、高い補助金を受け取ることが可能となります。
まとめ
①子育てエコホームでは80万円（ZEH水準住宅）は40万円に減額させる。
②GX志向型住宅は建築コストは高くなるが、
ZEH水準住宅の4倍、160万円の補助金がもらえる。
③GX志向型住宅のメリットは160万円だけではない！入居した後の光熱費が大きく削減できる住宅性能基準になっている。
③については、他の記事ではかかれていませんが、日本の住宅は性能がまだまだ低く、悪い言い方をすると「安物買いの銭失い」な家が多く建てられています。
その中で、今回のGX志向型住宅においては、一定の住宅性能基準が設けられているため、これからの日本の住宅のスタンダードが基準になっています。
建てた後、健康で快適な生活を過ごされるのであれば、補助金活用した住宅を建てるのが良いのではないでしょうか。
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