最近では、とても有難いことに、多くの営業マンから様々な商材での営業トークのブラッシュアップについて相談を頂けるようになりました。
今回は私がサポートさせて頂く際、スタディ形式で行っている「一万円の鉛筆を売るセールストーク」についてご紹介をします。
皆さんは「一万円の鉛筆買いませんか」と営業されたら鉛筆を購入されますか?
おそらく多くの方が苦笑いをされるかと思います。
自分だったらどのようなセールストークをするか。考えてからお読み頂くことで、2倍の学びに繋がる内容になっています。
是非、自身の答えの整理ができましたら、私のセールストークを読んでみてください。
こちらの鉛筆を手に取ってみてください。
「えんぴつ…ですか?」
はい。この鉛筆はただの鉛筆ではありません。この鉛筆には、一流の人だけが持つべき“覚悟”が詰まっています。
「覚悟?」
実は、この鉛筆は職人さんが、一本一本、手で削り、一本一本に命を吹き込んだ、機械では作ることのできない、魂のこもった鉛筆になっています。
「でも…たかが鉛筆に1万円はちょっと…」
そう思われるのは当然です。
でも、これは“たかが鉛筆”ではありません。
この鉛筆を持つことで、書くという行為に向き合う時間が変わります。あなたがこの鉛筆を手にしたとき、書くことの価値が変わるんです。
「書くことの価値が変わる?」
実は、ある若手の起業家の方が、この鉛筆を買っていかれました。
その方は、自分の夢を実現したいけれど、なかなか行動に移せない日々を過ごされてました。そこで、彼はこの鉛筆を“自分の人生を変える一本”と決めたんです。
彼はこの鉛筆を使うとき、“自分に嘘をつかない”と決めました。自分が本当にやりたいこと、叶えたい夢、それをすべてこの鉛筆で書き出すと。そして、毎朝この鉛筆で“今日やるべきこと”を書き、それを必ず実行する、と決めたんです。
「それで、どうなったんですか?」
彼はたった半年で、ずっと温めていたビジネスアイデアを実現しました。資金調達を成功させ、事業を立ち上げ、今では全国展開する企業の社長になられまし。彼は言いました。“この鉛筆がなければ、まだ何も始められていなかったかもしれない”と。
「……なるほど。」
この鉛筆は、ただ書くための道具ではありません。あなたの“決断”を刻むための一本です。
もし、あなたが何かを変えたいと思っているなら、この鉛筆がその最初の一歩になるかもしれません。
あなたはこの一本で、なにを書きますか?
いかがだったでしょうか。
ただ、“書く”という、普段通りの鉛筆の使い方では、一万円の鉛筆に価値を見つけることはできないでしょう。
しかし、この一万円の鉛筆を手に入れることで、一万円以上の価値を生み出すことができれば、多くの方が“買いたい”と思う鉛筆に変わります。
この違い、感じて頂けますか?
最後までお読み頂きありがとうございます。
これからも少しでも有益だと感じてもらえる内容を書いていきます。また是非ご覧ください。
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